秋の陶器市 有田に行ってきました
2012年11月23日
今日は秋の陶器市を見に有田へ行って来ました。
今回の陶器市の目玉のひとつが泉山の採石場の公開です。
今までは立ち入りが制限されていて私も入ったことがなかったのですが、今回初めて公開されました。
白っぽく見える岩が磁石です。
これが磁器の原料になります。
採掘した穴が残っています。
足元には磁石がごろごろ転がっていました。
有田が焼き物の町として栄えたのはこの泉山があったからです。
近くに磁石の産地があったのでその周囲で窯業が盛んになった訳ですね。
今は泉山は山としての原型を留めていません。
それだけたくさんの磁石を採ったということです。
昔、海を渡った焼き物もこの山の石から作られたのかと思うと歴史を感じずにはいられません。
採石場の周囲にはもみじが植えられて、ちょうどキレイに色づいていました。
採石場は秋の陶器市期間中だけの限定公開なので、興味のある方はぜひ見に行ってみて下さい。
テレビなどで取り上げられて有名になっているのが有田焼五膳です。
今日はこれを食べようと思って行ったのですが、なんと売り切れ。
昼のうちに行かないとダメだったようです。
有田焼五膳にはありつけませんでしたが、ギャラリー有田でごどうふ御膳をいただきました。
真ん中の豆腐のように見えるのがごどうふです。
独特のモチモチとした食感で美味しかったです。
有田焼五膳はこの秋の陶器市期間中だけでなくずっとやっているそうなので、また機会を見つて食べにいこうと思います。